portaporta.インテリアデザイン室 主宰
中居 綾 Aya Nakai
インテリアコーディネーター
キッチンスペシャリスト
ライフオーガナイザー
町田ひろ子アカデミー 認定講師
日本大学芸術学部放送学科卒業後、出版社を経て、町田ひろ子インテリアアカデミーで学ぶ。
2011年旭化成リフォーム株式会社に営業職で入社。1000件以上の住居訪問、500件以上の大小様々なリフォーム・リノベーション工事を経験。
2019年から北欧モダン家具ブランドにて、個人邸のインテリアコーディネート、モデルルームコーディネートに携わり、2022年より、portaporta (ポタポタ).インテリアデザイン室 主催。1男の母。
インテリアデザインは
生き方のデザイン
はじめまして。
このホームページにいらしていただきありがとうございます。
横浜市でインテリアコーディネーターをしている中居綾です。
インテリアの仕事をする中で、私が大切に思っていることを最初にお話しいたします。
お家が快適であることは私たちの生活のベースです。ベースが整うと心が整います。
そして何より、パフォーマンスが上がります。仕事も、暮らしも、コミュニケーションも。
良いインテリアは、結果的に住む人のしあわせを体現してくれるものです。
では「良いインテリア」とはどんなことを言うのでしょうか。
1・自分が本当に気に入っている空間で
あること
2・「今」にフォーカスしていること
この2つが叶っている空間だと私は考えます。
もちろん、「色の調和/イメージの統一/素材のバランス」こういったことも大切です。
これらが「茎・葉・花」だとしたら、先に挙げた2つは「根」の部分。
茎や葉、花びらが美しくいるためには根に新鮮な空気を流したりしっかり吸水させる環境づくりをすることが大切ですね。
「自分にとって大切なこと」と、「間取りや内装、家具小物を選んでいくこと」は実はとてもシンプルな、1本の線でつながっています。
ですが、膨大な情報と多様性の中に生きる私たちは、自分にとって何が素敵なことなのかがわからない。わからないから選べない、をループしているのです。
私も実はそうでした。
子どもの頃からインテリアが大好きで、模様替えをすることでインテリアに励まされる学生時代を経てきてなお、
あれもこれも・・・と好きなインテリアを詰め込みすぎてしまい、すっきりしない気持ちを抱えていました。
そのモヤモヤが徐々に消えていったのは、2011年に父の死別を経験したあとでした。
最期まで力強く生き切る父の姿を何度も思い出し、『大事なのは10年後じゃない、20年後でもない。「今」を捉えることなんだ。』と気づいたのです。
今の積み重ねが未来であり、今を直視して内観し続けることが結果的に日々の満足に繋がっていく。
住まいも同じです。10年後の幸せのために整えるのではなく、20年後を見据えて仕様を選ぶのではなく、「今どうしたいのか」を明確にすること。
今が幸せなら、きっとこの先もずっと幸せです。今を更新していく先に未来があるのだから。未来を思って不安な方も、安心して今を直視して大丈夫なのです。
✔これまでたくさん努力され、自己研鑽してきた方
✔自分のことは二の次に、家族へのサポートに尽力してきた方
頑張って日々を生きてきた沢山の方へインテリアを整えることで得られる「価値」を届けたい。その思いでPortaPortaインテリアデザイン室を作りました。
PortaPortaインテリアデザイン室ではいわゆる「インテリアコーディネート」のフルサービスだけに特化せず、
インテリアに親しみ、愉しんでいただけるような手に取りやすいプログラムもご用意しています。
インテリアデザインは生き方のデザイン。
インテリアを味方につけることで、これからのあなたの暮らしが変化し、喜びの多い日々が送れることを心から願っています。
portaporta.インテリアデザイン室 主宰
中居 綾
portaporta.
「porta」とは、扉を意味する言葉。
インテリアを整えることで、
次のステージに進む扉を自信をもって
開ける女性が増えることを願って
この名前を付けました。
何気ない暮らしの中にある価値の本質を見つめながら、
空間づくりに関わるもの・ことを提案する
インテリア専門のデザイン室です。
私の経歴
1984年
長崎県島原市 生まれ
東京都世田谷区、NY、神奈川県川崎市で育つ
2007年
日本大学芸術学部放送学科 卒
2007年
出版社 勤務
2010年
大手デザイン会社にてインテリア
コーディネーター見習い
2011年
町田ひろこインテリアアカデミー 卒
2011年
旭化成リフォーム株式会社 勤務
2018年
築45年自邸(マンション)をフルリノベーション
2019年
北欧系インテリアブランド 勤務
2022年
portaporta.インテリアデザイン室 設立
Office Information オフィスについて
Director
中居 綾 Aya Nakai
Address
神奈川県横浜市港北区
Business time
火~土曜日 10時~16時半
(日・月・祝休)
Service
- 住空間のインテリアデザイン、プランニング、管理
- 家具、装飾小物、インテリアグリーンなどのスタイリング、コーディネート
- モデルルームの企画、コーディネート
- インテリアレッスン、インテリアコーディネート講座、セミナー等
My history 私の3つのヒストリー
– 01
インテリアコーディネーターに
なるまで
幼い頃からインテリアが好きで何かあると部屋を整え、心を整えて生きてきました。
2歳から7歳までアメリカで過ごした経験が大きく影響していると思います。
3歳で現地のナーサリーに通い始めますが、言葉が通じない、お顔や様子が全然違うお友達や先生になかなか馴染めず、毎日えんえん泣いてばかりの日々。そんな私を唯一元気にしてくれたのは、海外らしい、可愛らしい内装のこども部屋でした。
パープルのカーペットに、ピンクのお花やハート模様の壁紙。女の子らしいとても素敵なお部屋の中で、好きな小物を並べたり、眺めたり、オルゴールを聞いたり・・。
大好きな部屋で自由に過ごすことで、自分を癒し、励ますような幼少時代を過ごしました。
住んでいたNY州を起点に、マンハッタン、アリゾナ、カナダ、メキシコ、バハマ、ハワイ・・と、覚えているだけでもこれだけの場所に行き、様々な環境や文化や様式に触れることができたのも世界にある美しいものへの探求心を育てる素地になった様に感じます。
7歳で日本に帰国すると、たまたまテレビで「インテリアコーディネーター」という仕事があることを知りました。空間を素敵に変えていく様子は本当に魔法のようで私は「大人になったらこれになるんだ」とその時強く感じました。
それから、インテリアの雑誌を読み漁ったり、高校生になったらユーキャンをしてみたり(箱を開けただけで終わりましたが)自分の部屋を改造したりと、なんやかんやと実験を始めるのでした。
ここからは人生の回り道。
大学はなんと、全くジャンルの違う、芸術学部放送学科へ進学。新卒で就職した先は実務系の出版社でした。成長していく中で「一番好きなことは仕事にしないほうがいい」とどこかの誰かのアドバイスがあり、インテリア業界は選択肢から外れていきました。
その後、出版社でのある仕事がきっかけで「目の前の方の人生の背中を押す仕事がしたい」と思う様になり、それを叶えるのであればずっとやりたかったインテリアの世界へチャレンジしようと思うようになりました。
26歳でインテリアの専門学校へ入学。
インテリアコーディネーターのノウハウを学び、資格も取得。27歳で念願のハウスメーカーのリフォーム会社へ転職し、そこから今日まで、住宅インテリア業界に身を置いています。
– 02
「営業」でのキャリア構築は
私の誇り
コーディネーターの資格を持ちながらも「営業」のキャリアが長いのが私の特徴で、強みでもあります。
「営業」と聞くと、「売りつけられる」とか「調子がいい」とかあまりいい印象のない方も多いのではと思いますが、私は営業職が大好きでした。
理由は、お客様の抱える問題を、一番真剣に考える人でいられたから。
営業は本当に必死です。
問題解決が見えないと契約できないですし、契約ができないと、正直立場もありません。
また、契約だけしていればいいわけでもなく、契約後も仕様決めをリードし、竣工まで見届ける責任があります。
ですが、お客様に一番「会う」回数の多い職種であり、自分の采配で仕事を進めることができることが本当に素晴らしいところで、1件1件の案件に対して「自分ごと」として強く気持ちが入りました。
営業だったことで、おそらく、「普通の会社員インテリアコーディネーター」では経験できない数のお客様に出会えたと思います。そして、難しい仕事でも自分が責任を持って受注し、何があっても最後まで竣工させるプロセスは自信にもなりました。
私は他の男性営業マンの様に件数を多くは回れなかったし、車も苦手で電車で活動をしていたけれど(住宅営業ではあるまじきこと・・)
それでも在籍中は全期目標達成し、時々全国表彰もされるくらい決して悪い成績ではなかったのはインテリアコーディネーターの資格を持って、インテリアの専門学校まで出て入社したからだと思っています。
沢山の方の「暮らしを見る」機会に触れ、500案件以上の仕事に向き合うことができた営業時代は私の宝です。育ててくださった先輩方、お仕事を任せてくださったお客様に心から感謝しています。
– 03
インテリアに救われた過去
これまでの人生の中で度々インテリアには救われてきましたが、一番救われたのは2011年に父を病気で亡くした後でした。
最愛の父を失い、母と2人で再出発をするときに、住まいを変え、インテリアを整え、明るい絵を飾りました。
濃いブラウンを基調とした落ち着いたインテリアから、赤を基調とした、エネルギーを感じるインテリアへ一新。
大切な人を失った、どうしようもない悲しい気持ち。もっと何かできたのではないかという悔しい気持ち。
全ての悲しみをなくすことはできなくても、それでも「自分の人生を生きよう」と目の前の世界を一新させたことは前を向いて生きていく気持ちを育ててくれました。
住まいからエネルギーを受け取りながら私は仕事に情熱を燃やし、生きがいを感じる案件を何件も経験しました。
引きこもりがちだった母もそれから10年近くスポーツジムを続け、美容院にも毎月通い、4人の孫たちに愛情を注ぎながら生き生きとした時間を生きる女性になりました。
大人の私たちの適度な距離感を、インテリアや間取りで解決したことはとてもポジティブな方法だったと感じています。
身の回りの世界を整えることで、自分の内側をケアすることはできる。インテリアで心が救われることは絶対にある。そんな風にインテリアの力を見直す経験になりました。
また、「母と娘」の関係を越えて、一緒に生きる者同士、大人の女性同士の距離感や自立についてもものすごく考える経験にもなりました。
その経験から「母と娘の二世帯化」という私の中でも最も記憶に残る仕事をすることができました。こちらはコラムページでご紹介しておりますので、よろしければご覧くださいね。
Thanks!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
私のこれまでのヒストリーを通して、
「そもそもインテリアが大好き」なこと、
「問題解決に重きを置く、割とマッチョな仕事のスタイル」であること、
「インテリアの力や可能性を心から信じている」こと・・
これらをお伝えできたらと思い掲載させていただきました。
これらの経験や想いは今後も仕事の糧として、
これから出会う方の暮らしに還元出来ればと思っています。
インテリアの持つ可能性を最大限に生かし、
わくわくしながら、一緒に暮らしと住まいを整えましょう!
Thanks!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
私のこれまでのヒストリーを通して、
「そもそもインテリアが大好き」なこと、
「問題解決に重きを置く、割とマッチョな仕事のスタイル」であること、
「インテリアの力や可能性を心から信じている」こと・・
これらをお伝えできたらと思い掲載させていただきました。
これらの経験や想いは今後も仕事の糧として、
これから出会う方の暮らしに還元出来ればと思っています。
インテリアの持つ可能性を最大限に生かしわくわくしながら、楽しみながら一緒に暮らしと住まいを整えましょう!