家づくりに一番大切なこととは

これは多かれ少なかれ、誰にでも絶対に訪れるフェーズ。そこで大事になってくるのが純粋な想いに「立ち戻る」という行為！

「純粋な想いは、人の心を動かす」と冒頭でも書きましたが、純粋な想いは自分を元の「ワクワクしていた頃」に戻してくれるパワーもあります。

色々なものを見始めて、色んな情報が入ってきて、それで自分の想いもしっかり育っていくのであれば問題ないのですが、混乱したり、訳が分からなくなったり、「もうなんでもいいから決めて！」みたいな言葉が出始めたら注意です。

私はどんな規模の案件でも、「純粋な想いを確認し、共有すること」を大切にしています。

「純粋な想い」に立ち戻るためにしている３つのこと

これが「意識する」だけではなかなか難しい。忘れないために、また忘れてしまっても「立ち戻る」ための工夫が必要です。私がしていることは大きく考えて３つのこと。

それは

1・純粋な頃（一番最初の段階）に想いをしっかりヒアリングする
2・想いを「言葉」にして共有する（コンセプトを立てる）
3・想いを「可視化」してまとめる（ビジュアルシートをつくる）

家づくりは、どこかで必ず迷い道に入ります。ですが、最初にしっかり「家づくりのゴールは何か・大切にしたいことは何か」をはっきりさせることで、迷ったときに立ち戻ることができるのです。

そのために、お客様にも協力していただいています。「好きだな」と思う写真を、なんでもいいので最低10枚程度から、お送りいただきます。上限はありません。ただ選別するのは「1時間程度」と時間を決めて送っていただきます。時間を決めて、その時間集中して「好き」に向き合っていただくのです。